suketani’s diary

個人的メモ用、どこも代表していない

Stata

Stataでマージに不等式を用いる

タイトル何言ってるのかよくわからんと思うのだけど案外大事。 これは、少し特殊なmergeコマンド、nearmrgコマンドについて解説します。 次のようなマージ作業をする場合に便利なのです:あるデータセット (masterとする) のt年m月のデータに対して、別のデ…

Stataの固定効果のコマンド (reghdfe)

Stataで固定効果モデル (fixed effect model) を使用する際には3つのコードの候補がある。 どれを使ってもいいんだけど、実はそれぞれ少しづつ違うのです。先に結論を述べておくと、reghdfeを使うべきであるということです。 何より便利!速い! そしてもし…

Stataの時間問題

Stataで企業データ使ってると直面する問題。時間の問題である。ゆうて年次のデータだけ使っていれば問題ないんだけども、さすがにそろそろ四半期なり半期なりのデータを使えないと論文にならなさそうな予感がする。 あと何より重要なのは株価データですかね…

Stataで変数名をラベルにする

マージするときに同じ名前だと勝手に上書きされたりと不便だったり。 そこで、ファイルごとに変数名を替えてマージするのがよい。でも、変数名を替えてしまうと各変数が何だったかわからなくなってしまう。 そこで、ラベルに変数名を移行させて、それぞれの…

Stataで交差項のあるモデルでの変数の限界効果をプロット

marginsとmarginsplotを使って変数の限界効果をプロットする方法をまとめる。 プロッティングの方法については、このリンクを参照した。 交差項のF検定の方法については次回。 次のような設定を考える。ある要素がに与える影響を観察したいとする。しかし、…

Stataでマッチングシリーズ:目次編

Stataでのマッチング方法にはいろんな方法がある。一番簡単にできるのは傾向スコアだけど、他の方法を使っている研究も多いのでそれをまとめる。なんとなくシリーズものにするけど、コードの中身としてはそこまで変わらないものを扱うと思われる。扱う予定の…

Stataで逆ミルズ比を使ったTreatment Effect Model (処置効果モデル)

セレクションバイアスへの対応方法の中で、逆ミルズ比を使ったTreatment Effect Model (処置効果モデル) による対応*1についてコードがあまり充実していないので、情報収集のためにもまとめておく。右辺の関心変数Cが[0,1]をとるダミー変数であるとし、そのY…

Stataで異なるモデルで推定された係数間の差の検定

いくつかのモデルで推定した係数と係数の差の検定をしたい場合のStataのコードをまとめておく 特にサブサンプル間での係数比較が多いかな。シンプルなことなのに計算方法がわかっててもコードでやることがなかったので力技でやってしまっていた、、、 この脚…